お笑い番組大笑いの法則 -5ページ目

お後がよろしいようで

9/27放送 「人志松本のすべらない話11」 フジテレビ


千原ジュニア、宮川大輔、よゐこ濱口、矢野・兵動の兵動、バナナマン設楽、ブラックマヨネーズ吉田、ザブングル加藤、若月の徹。
見かけない顔もあってよかったです。


まずはザブングル加藤さん。
画鋲を刺したら隣の部屋まで突き出るほど壁の薄い部屋に住んでいた時のこと。
部屋の鍵が、宝箱を開けるようなおもちゃみたいな長細い鍵で、その鍵のパターンはたった7種類しかないといわれたので、8部屋あるアパートを回ったら、他人の部屋もあいてしまったという話し。


若月というコンビは兄弟でやっていて、来ていたのはお兄さんのほうだった。
田舎の暴走族だったらしいが、肝が据わってるというか、緊張していない話しっぷり。
弟は小さい頃から落ち着きのない子で、よく頭を怪我してコルセットをつけていたのだが、成長が早いので毎回高いお金も出せなかったので、白いフルフェイスのヘルメットをつけていたのだという。
弟がサッカーで遊んでいたら「パス、パス、ボンバーマン」と呼ばれていて、弟のあだ名がボンバーマンだったらしい。
この話、おもしろすぎて、弟さんのほうも見てみたくなった。


設楽さん。
家でひとりでくつろいでいる時のこと。
暑かったので裸で扇風機をつけて横向きに寝っ転がってテレビを見ていた。
なんか誰かいる気配がしたけど、怖くて見られなかった。
勇気を出してパッと見てみると、自分の脇毛が風に揺られているだけだった……


兵動さん。
奥さんが薄暗い台所で片づけものをしていたら、コップを落として割ってしまったので、危ないから自分がそっちに行くと、足を踏み入れた時、裸足でバリッと踏んでしまったので、悲鳴をあげて転んだのだという。
奥さんが電気をつけてみると、踏んづけたのは、おかきだった……



10/1放送 「芸能人落語研究会 お後がよろしいようで」 TBS


若手お笑い芸人が本気で落語に挑戦。
ウッチャンナンチャンの南原さんと共に、実際に舞台に立つ。
ますだおかだの増田さんは春風亭昇太さんに師事。
新作(創作)落語をすることに。
韓流にハマる奥さんと、俺にだってそれくらいできるという旦那、というかんじで話を進める。
やっぱり、漫才とは違うようで、作り方に苦労していた。


カンニング竹山さんは林家正蔵さんに教わる。
人情話があうと進められるが、本人は自分はずっと避けてきたところだからと、それほど乗り気ではなかった。
南原さんも人情話をやるということに驚いていた。
今までやってきたお笑いライブとは違って、静まりかえる間が長くて怖いんだとか。
それでも竹山さんは自分流に、初めはキレ芸で入って、人情ものにもっていっていた。


アンガールズ田中さんは春風亭小朝さんに。
自分にぴったりの落語か、意外性のある落語かどちらかがよいといわれ、「猫の皿」という落語を選ぶ。
頼りなく見えたけど、やってみたら、独特の空気感があったみたい。
というのも、オンエアでは実際の落語のシーンはさわりしか放送されなかった。


彦摩呂さんは笑福亭鶴光さん。
名前がそれっぽいのだけど、落語はやったことがないという。
関西出身なので、上方落語がいいと希望。
鶴光さんは面倒見のいい人だなと思った。
一番じっくりと面倒を見ていたようにみえた。
声がいいと言われていたとおり、本物の落語家のようにハマってた。


さて、この舞台の様子はノーカットでDVDとして販売されるということだ。
だから1時間半も放送があった中で、落語の部分はほとんど放送しなかったわけだ。
ウリナリ社交ダンスのように、定期的にやってみたらおもしろそうだ。


「お後がよろしいようで」完全版

お笑いブートキャンプ

8/25放送 「島田紳助のお笑いブートキャンプ in淡路島」 テレビ朝日


フットボールアワー、チュートリアル、カラテカは、3組で番組をやるものと思って来てみれば、だれかが船着き場で待っている。
後藤「日本一の司会者ちゃうか?」
そこにいたのは紳助さんと村上ショージさん。


紳助「お笑いブートキャンプ、またの名をヨットスクール」
というわけでして、若手芸人3組が、一見お笑いとは関係のないような課題にチャレンジしていく番組。
スパルタお笑い養成所といったところでしょうか(笑)
まずはショージさんを先頭にかけ声をかけながらランニング。
おもしろいことを復唱しながら走るわけです。
ショージ「吉本グッズは中国製」
このころは中国製品のおもちゃや食料品に問題があると話題になっていた頃でした(笑)


そんなこんなで、ウェイクボードをやったり、生の玉ねぎ早食いに挑戦したり、素潜りしたりといったことをしていた。
最後に話をしていたが、紳助さんは去年でようやくM-1の勝ち方がわかったという。
技術じゃなくて魂。
徳井さんのようにキャラでおもしろいと思わせておくのが秘策なのだとか。
なんだか邪道のような気がするが、話芸あってのキャラだとするなら、そんなものかもしれない。



8/31放送 「お笑い圧力団体2007 夏の陣」 フジテレビ


CSの有料放送で完全版を放送しているらしい。
地上波では個々のネタだけで、ユニットコントが見られなかったのが残念。
出演者は次長課長、チュートリアル、ブラックマヨネーズ、スピードワゴン、東京ダイナマイト、シャカ、野性爆弾、超新塾、飛石連休、諸岡立身。

スピードワゴンのネタは小沢さんが探偵になりきるという内容で、前にも同じ設定のネタを見たような気がするが、今回のはおもしろいと思った。



9/11放送 「爆笑レッドカーペット」 フジテレビ


放送頻度が高くなってきたこの番組。
今回のレッドカーペット賞はくまだまさしとハイキングウォーキングのコラボに。
エンタでも定番芸人がいるが、この番組も独自の世界というか、スタジオの空気がある。
アントニオ猪木の真似をするアントキの猪木とか、TKOといったコンビのウケがよかったりする。
中川家礼二さんや村上ショージさん、フットボールアワーとかが突然ほろっと出てきたりするのもおもしろい。
最近ちょくちょく平成ノブシコブシを見かけるが、それにしてもぶっとんだキャラだな。



9/22放送 「コンバットSP」 フジテレビ


深夜で月曜から木曜まで10分程度やっているコント番組が、11時台でスペシャル番組となって放送された。
出演はガリバートンネル、あきげん、EE男、ぼれろの4組……いつのまにやら1組降板してる。
気のせいか、はねトびに雰囲気が似ている。
でもまぁ、最近のはねトびはゲーム三昧なので、後継番組があってもいいのかも。
佐藤江梨子さんや里田まいさん、スザンヌさんらと一緒にコントしていた。


「Y・M・C・A 女子高生のリアルな会話」
女子高生の口ぶりで、ギャル語を使ったコント。
撮影終了後に松岡シュウゾウというキャラクターが乱入。
つまらないと気合いを入れるが、空回りなキャラ。
すべってる松岡シュウゾウに、サトエリがキックするという機転で落ちたかんじ(笑)


大食い対決にギャル曽根ちゃんがやってきた。
3人がかりで挑戦。
カレーを食べるも、3人目はご飯だけしか残ってないとか、ラーメンを3人で食べるもスープだけしか回ってこないとか、そういうコント。
おもしろかったけど、ガチで食べてるギャル曽根ちゃんがコントと知らずにやっていたとするなら、かわいそうだ。

出て来いや!

「ネタ祭り2007夏の陣 お笑いの精鋭達よ」 テレビ朝日

高田延彦さんが総括本部長となって開催された東西対決お笑いGP。
芸人さんたちが東軍と西軍に分かれ、ネタで勝負する。
1組対1組のバトル形式で、リングの上に立ち、格闘技を模したスタイル。

同じ中学校出身の中川家VSますだおかだの対決など、バトルにはなんらかの因縁がつけられており、また出演者も事前に収録されたVTRであおっているのだが、こじつけも多く、出演者自身が乗り切れていない部分もあった。
礼二さんは事前収録のカメラが小さいデジタルカメラだったので、ブチ切れていたが(もちろん笑いのためにキレていたわけだが、半分くらいは本気だったと思う)、本当にその通りで、作りが中途半端。

1つ1つのバトルの勝敗はつけず、総合得点のみを開示する方式なので、ただのネタ見せ番組のようになってしまっている。
小島よしおさんのネタに、「今ごろ欽ちゃん走ってる でもそんなの関係ねぇ」とあったように、24時間のフィナーレの裏でやっていた。
ファイトマネー総取りマッチなんてことになったら、本気で芸人さんも挑んでくるだろうに。

コント対決ではザ・プラン9とペナルティ。
コントはフランス語だったんですね。
広辞苑で調べると、「軽妙で機知に富んだ短い物語。掌編小説」とあった。
軽妙だが、機知とはほど遠いペナルティだが、いい題材を見つけたと思う。
ビリーズブートキャンプのパロディで、ワッキーのブートキャンプはハマっていた。

番組でも「本日のメーンイベント」といっていたのはフットボールアワーVSチュートリアル。
M-1王者対決だ。
チュートリアルは賞レースでいつもフットボールアワーに負けていたといっていたが、去年直接対決を制して優勝した。
岩尾さんは徳井さんがかっこいいと言われていることに対し、
「所詮吉本レベルでしょ。こっちは世界の不細工」
と、宣戦布告。

ボケ担当のふたり。
岩尾さんはブサイクを利用して気持ち悪さをかもし出せば、徳井さんはマニアじみて自分の世界に入り込む気持ち悪い男を熱演。
違うのはツッコミで、後藤さんはいつも漫才のペースを握って、間がうまいと思う。

今回出場はしていなかったが、ブラックマヨネーズの小杉さんも、バラエティ番組なんかを見てるとおもしろいなと思う。
やっぱツッコミでずいぶん違うものだよねぇ。
M-1王者が何組が出場していたが、アンタッチャブルの新ネタも見てみたいものだ。

その他の出演者は、麒麟、スピードワゴン、ロザン、ハリセンボン、なだぎ武、ほっしゃん、笑い飯、博多華丸大吉、たむらけんじ、にしおかすみこ。

オンバト特別編

「オンエアバトルDX タカアンドトシの言葉か!」 NHK総合

通常のオンバトとは全然違うバラエティ番組。
NHKらしいというか。
タカトシと、元NHKアナウンサーで言葉に関する著作もある加賀美幸子さんとの対談なんて、まじめすぎて笑えてきた。
とにかく、「言葉」というテーマで笑いをつくりだす。
萩原流行さんは、学校の校則のような文章を、色んな人に扮して同じ文面を朗読した。
たとえば軍人風に読んだり、アニメのように甘い声だったり、その筋の人っぽかったり。
これはコントにもありそうなかんじだった。

「若者言葉」とか「四字熟語」などといったテーマでコントをやったのは、東京03と、THE GEESE、イワイガワ、ハイキングウォーキング。

そして、タカトシ進行で「○○か!」というツッコミのお題から漫才をするコーナーでは、トータルテンボス、U字工事、NON STYLE、三拍子。
「携帯か!」のツッコミで、三拍子は。
「スリーサイズは上から0,9,0」
「携帯か!」
と、そんなかんじで。
タカ「0,7,0だったら『ピッチか!』みたいな」

同じメンバーで「オモシロ辞書」のコーナーも。
お題の意味を大喜利で答える。
たとえば「ハンカチ王子」
U字工事「バスタオル王子の次男」
トータルテンボス「繊維工場の一人息子のあだ名。類義語に大工の息子トンカチ王子」
他に類義語は?
三拍子「魚屋の息子はカンパチ王子」
トシ「ノンスタイルはある?」
「ないです」
と、トシさん、たまに無茶振りしてました。

最後は、写真や映像を使ったアテレコ大喜利。パンクブーブー、ハマカーン、東京03、ザ・タッチ、そしてタカさんが参戦。
タカさんはプレッシャーに弱く、大汗かいてました(笑)

1時間番組でしたが、月に一度ぐらいで見てみたいですねぇ。

こんなレッドカーペット

「爆笑レッドカーペット」 フジテレビ

「発掘あるある大事典」の穴埋めで急遽作られた特番だが、今回の放送で3回目である。
1回目はキムタク主演のドラマが裏でやっていたが、視聴率は13%だったという。
FUJIWARAやチュートリアル、笑い飯なども出演していたが、若手中心のネタ番組。
1組の時間は限られていて、短い時間でネタなりギャグなりをやって、レッドカーペットと称するベルトコンベアーではけていく。
審査員は面白ければボタンを連打するというもので、第1回のレッドカーペット賞は柳原可奈子さん。
ここからブレークしたといってもいい。
2回目は藤崎マーケットという2人組で、「ららららい♪」とエアロビのようなダンスで締めるネタをやる。

3回目はなだぎ武さん(友近さんも含まれるかな?)だった。
この賞はあまり有名じゃない人にあげないとねぇ。
面白かったのは、しずるというコンビ。
三文芝居のような熱い青春劇(笑)
あとはダイノジ。
昭和のノリの漫才なんだけど、漫才をやっているというコントのようで面白い。

また次もありそうですね。