お笑い番組大笑いの法則 -3ページ目

レギュラー化しないかな

4/26 「けんこつガバメント」 日テレ

1月に第一弾が放送され、そのときの出演者は次長課長、タカアンドトシ、野性爆弾、バカリズム、U字工事・卓郎、上地雄輔、関根麻里、高田延彦、という、なかなかチャレンジャーなメンツ。
「絶対やってはいけない」というのをコンセプトにしたコントで、だいたいが時事ネタ。
そのときは、エリカ様の「別に・・・」という発言などをパロディに。

そして、今回出演者を入れ替えての2回目。
次長課長、タカアンドトシ、フットボールアワー、ザブングル、川村ゆきえ、関根麻里、高田延彦。
吉兆のささやき会見や、横綱の横暴発言、韓国俳優の写真流出事件などなどをネタにしたコント。

そのほかには、浅草に実際出向いてロケをしているのだけど、頭上には大きな風船をつけたままで歩き、風船が割れたら高田さんにしっぺをされるというもの。
高田さんはユニークなキャラクターなので、お笑いの人じゃないけど存在感があっていい。
高田さんが社長になって、ほかの人たちが社長のためになにかをやるという体を張ったゲームみたいなのもある。

そして最後はポテンシャルGメン。
水中に1分顔をつけて、即座に大喜利のお題を出せば、追い込まれていい答えが出るという実験を、突然楽屋を訪ねてやってみる。
果たして成果は?

ザブングル加藤。
ビルゲイツが社長室に戻って「悔しいです」。さて、何があった?
「財布を落とした」

次長課長井上。
課長が遅刻した。なんで遅刻した?
「ベルトの穴を増やしてたから」

フットボールアワー岩尾。
ききそうもない育毛剤の名前は?
「グッドバイ」

高田さんは顔をつける前からも潜在能力を発揮。
アントニオ猪木さんがかけ声を間違えた。1,2,3,なに?
「1,2,3,シェー」(ポーズつき)

顔を水につけた後は・・・。
野球は「走攻守」。柔道は「心技体」。プロレスは?
「プラスマイナスゼロ」

さて、また次回もありますかね?
今度はアンタッチャブルなんかどうでしょう?

お笑い新番組

4/12 新番組 「ウンナン極限ネタバトル イロモネア」 TBS

ウッチャンナンチャン司会の番組。
ずっと特番でやっていたが、1時間のレギュラー放送となった。
品川庄司が2年半ぶりの出演といっていたので、そんなに長い間やってたんだっけなぁと、思ってしまった。
5つのお題に沿って無作為に選ばれたお客さん5人を笑わせる番組だ。
その品川庄司は、最後のサイレントでモノボケのときに使った小道具を使ってしまい、前代未聞の失格。
でもまぁそれは、時間内に笑わせることができないことを見越した上での反則だから、お約束みたいなもので。

100万円を手にしたのはザ・たっちと、ハリセンボン。
ハリセンボンは初めての100万だったのが不思議なくらい、いつもおもしろい。
サイレントでふたりでパラパラ踊るだけで笑えるコンビってそうそうない(笑)
自分らのこと、よく知ってるよね。
客から「かわいい~」といわれ、「知ってる!」とキレるのもうまいあしらい方だし。


4/14 新番組 「お試しか!」 テレビ朝日

もしものシミュレーションバラエティーということで、「快感MAP」の後釜の番組という位置づけらしい。
テレ朝のこの時間帯(午後11時から深夜にかけて)のバラエティ番組は、そこそこヒット番組を生み出しているように思うが、この新番組はタカアンドトシがメインの番組ってことでいいのだろうか。
タイトルもそれっぽいし。この番組自体が「お試し」っぽいけど、タカトシメインなら長く続けてほしいなぁ。

1回目は「もしも相方が○○になったら」として、タカトシがそれぞれ違う相方とネタをするというものだった。
「快感MAP」でも一度やったことがあるらしい。
見逃してしまっていた……。
そのときは、タカさんの相方にエド・はるみさん、トシさんの相方には小島よしおさんがついてお客さんの前でネタをやったらしい。
そのときは、トシさんは成功したが、ツッコミにまわったタカさんはうまくできず、結局エドさんのひとり舞台になってしまったようだ。

今回は、トシさんの相方にしずちゃん。しずちゃんはあまりしゃべらないので、人見知りするタカさんはほっとしている様子。
女の子ということで、ツッコミがやりにくそうだなんてこともいってた。
しかし、タカさんの相方が小島さんだとわかると、前回のトシさんと比べられるからと、いやがっていた。

ネタ作りは1時間。
トシさんのほうはしずちゃんが最近女優業もこなしていることや、フラダンスをネタに、とにかく立ち稽古をしながら、その場のノリやアドリブでどんどんやってみる。
女優かぶれしているしずちゃんに「女優か!」とつっこんだり、しずちゃんのキャラクターを使った仕上がりに。
ともかく、流れをつくっているのはトシさんで、「成功」といえるようなできだったようだ。

一方タカさんは、前回の反省から自分はツッコミには向いてないと、小島さんにツッコミをさせることに。
こちらは台本を書きつつ煮詰めていくタイプ。
解説にブラックマヨネーズがきていたが、まぁ、ふつうは台本を書いていくものだが、次長課長のようにアドリブっぽいかんじでつくっているコンビもまれにいるらしい。
それで、短時間でつくるとなると、トシさんのようにコントを取り入れた漫才にするとやりやすいのだとか。
タカさんもボケどころをつくるのだが、なかなか客はうけてくれなかった。
あんまりにもウケなさすぎて、終了後は自分で爆笑していたほど(笑)


4/16 新番組 「爆笑レッドカーペット」 フジテレビ

驚いたことに、こちらも1時間のレギュラー放送になった。
とはいえ、次の番組までのつなぎで、半年限定ということらしい。
思えば、この番組はピンチヒッターで誕生したが、番組の「レスキュー隊(今田耕司談)」という性質は変わってないらしい。

新顔もちらほら。
印象に残ったのは「もっこすファイヤー」というコンビ。
ひとりが九州弁のような訛りのある人で、個性的ではあるけど、この番組の中ではふつうの漫才をやる方のグループ。
なかなかおもしろかった。

今週のコラボカーペットには、TKOと芋洗坂係長。
芋洗坂係長のネタである、ボアの曲にあわせて踊るにくわえて、TKOのネタにある、知ったかぶりをして踊る男でコラボ。
特番の頃にもコラボはやっていたが、毎週1組やっていくようだ。

そして、今週のレッドカーペット賞は世界のナベアツ。
いつのまにやらテレビに引っ張りだこですね。
フジテレビの深夜にもナベアツさん、番組MCやってます。
ジャリズムはどうなってしまうのかしら・・・?

こんな芸も持ってます

4/3 「爆笑スタイルチェンジ」 日テレ

今回で2回目の放送で、時間も2倍に延びました。
前回のレビューは→こちら

普段のスタイルやキャラクターを封印し、ルーレットで選ばれたジャンルのお笑いを3日間で仕上げ、発表するというもの。
挑戦者はアンガールズ、COWCOW、FUJIWARA、森三中、南海キャンディーズ、ハイキングウォーキング、博多華丸・大吉、ザブングル、レギュラー、スピードワゴン、勝山梶、友近、笑い飯の哲夫。

まずはアンガールズから。漫才をやることに。
ゆったりとした彼らだが、漫才はテンポが大事と、例としてキングコングがあげられていた。
M-1でも漫才のスタイルでもコントのシチュエーションに入るコンビが多いが、今回のアンガールズはコントは封印されているので、雑談ふうに。
どんなスタイルでも彼らは彼らで、でも新しい感じがしておもしろかった。

南海キャンディーズは歌謡漫談で。
ところが、しずちゃん、相方もチェンジしたいと言い出す。
ここでオチがついてしまったような・・・(笑)
結局、相方には矢野・兵動の兵動さん。
兵動さんは勢いよくしゃべる人で、それをしずちゃんが遮り、どうでもいい細かな点を掘り下げていくような展開。
兵動さんで救われていましたね。

フリップ芸をやったのはハイキングウォーキングとスピードワゴンだが、スピードワゴンの方は持ちネタなのかと思ったぐらいによくできたネタだった。
COWCOWはフレーズ芸。
「こういう人知りません?」というフレーズにのってやってたが、これ、完全に持ちネタじゃないか?
レギュラーは2回目の登場。
歌謡漫談で、前回も導入のところはいいが、肝心の中身がなくて、今回も撃沈・・・

そして今回のメインともいえる、友近さんと哲夫さんの即席コンビ。
やるのは漫才。
二人とも早口でしゃべれる人なのだが、友近さんはあいの手を入れる役で。
しずちゃんと同じようなスタイルになってしまったのは残念かな。
ふたりで機関銃のようにしゃべりまくってほしかったが。
それにしても、持ちネタでもそうだが、哲夫さんの話は長い!
でも、しゃべり方はすごくイイ。
M-1でもちょっと違ったスタイルをやってくれるといいのだけど。

で、審査員に選ばれて優勝賞金100万円を手にしたのはCOWCOWだった!
次はオリエンタルラジオでもこないかな。
彼らとか、キングコングがこういった番組とか、レッドカーペットなんかに出たら食いつきたくなるんだけど。

すべらない話

最近、ずっと見ているようなお笑い番組もないので、すっかり特番のレビューとなってしまってますが・・・


「人志松本のすべらない話」 フジテレビ

これよりも少し前に「人志松本のゆるせない話」というのをやっていた。
たとえば、松本さんの話だと、マナーモードにしているとき、電源を切ると音が鳴るのが許せないと。
そんな具合にこまかい許せない話を。
この番組は2回目はないんでしょうかね。

そもそも「すべらない話」もさんまさんにいわせれば、番組出る以上はいつでもおもろい話をして当然と思っているから、こんな企画の番組自体おかしなことなのだとか。
さんま御殿にしても、笑える話が基本だからねぇ。

さてさて、今宵のメンツは、くりぃむしちゅー有田、小藪千豊、TKO木下、バイキング(水玉れっぷう隊改め)アキ、青木さやか(女性初!)、千原ジュニア、宮川大輔。

青木さんは指輪を買いに行ったときの話を。
普段は指輪をしないので、そのとき初めて専門店に行って指輪を選んでいた。
自分は女性としては大きい16号サイズなので、店員さんにも「指が太いんですけど・・・」といっていたそうだ。
そうしたら、「とりあえず気に入った物を選んでみてください。あとで合ったサイズのを持ってきますので」というのでいくつか選んだら、その店に置いてあった16号サイズはたった2個しかなかったんだとか。
青木「このデザインのはないんですか?」
店員「ハワイ店でしたら・・・」
日本にはないらしい・・・

小藪さんは結婚式の話を。
式場で礼服に着替えたら、それが半ズボンだったというコントみたいな話。
そもそも大人用の礼服に半ズボンって。
だけど、時間もないし、更衣室から親族の待合室までえらく遠くて恥ずかしかったと。
結局、貸衣装で事なきを得たのだが、まぁ、その様子を想像するとおかしい。

コント職人集結

「ウチムラセブン」 TBS

この番組、前にもやったことがあるのかなと検索してみたら、引っかかったのがフジテレビでやっていた「やるならやらねば」という番組だった。
ウチムラセブンというコントがあったらしい。
それは、想像の通り、ウルトラマンセブンのパロディ。
でも、今回の番組はそれとは一切関係ない。
7組の若手芸人が書いてきた台本を元に、1組ずつ内村さんとコントをやるというもの。

まずはディラン&キャサリン。
もちろんビバリーヒルズ青春白書で。
内村さんは日本からやってきた隣人という設定で、空気読めない役者を。
これもまた内村さんがコントでよくやっているようなキャラだ。

2人目は柳原可奈子ちゃん。
内村さんがニュースキャスターで、柳原さんがメイクさんを。
柳原さんのキャラ炸裂で、内村さんは添え物みたいに。

おぎやはぎ。
内村さんに芸能界一ひょうひょうとしているといわれた彼らは、営業で手荷物が多くなるのでコントはやらなくなったのだという。
設定は救急隊員(おぎやはぎ)と、産気づいた妻につきそう俳優。
病人そっちのけで俳優に握手を求めたりとそんなかんじ。

アンジャッシュ。コントのタイトルは「張り込み」
渡部さんと内村さんが刑事なのだけど、張り込んでいる場所が、離婚話をしている夫婦がいるアパートの一室。
あり得ない状況という意外性がアンジャッシュらしい。

バナナマン。「BOφWDY」と題して売れないバンドマンのコント。
楽屋で客に書いてもらったアンケートをもとに反省会。
日村さんはやっぱり、ツッコミにいながらもおいしいところにいる人だ。

南海キャンディーズ。
新体操の熱血コーチと、まったく才能のない娘を取材するリポーター。
リポーター山ちゃんに災難が降りかかるかんじなのだが、みんなキャラがあてはまってていいかんじだった。

フットボールアワー。
コントの設定ではありがちな、お笑い芸人のオーディション。
だが、テレビプロデューサーの自宅まで追いかけてくるコンビを内村さんと岩尾さんで。
岩尾さんのキャラクターは強いなぁ(笑)
手みやげに、ビニール袋に入れたカレーを持ってくるなんて、おもしろすぎるよ。
実際、そのシーンを見ないとおもしろくないんだけどね。